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古銭商は、昭和60年のバブル期以降に特に発展した職業のようです。
昭和30年までは上流階級の人だけに伝わっていた古銭収集ですが、30年以降、一般的な趣味へと変化していきます。 33年にグリコが景品の当たり券と古銭などを引き換えたり、39年の東京オリンピックでは記念硬貨(1,000円)を発行したり、40年代にはその硬貨が2万円以上の価格になったりと時代は移り変わります。
ところが、60年代にバブルの影響を受け、金貨が10万近い値で取引され始めたことをきっかけとして鴈作が出回るようになりました。 これに伴い、真物と鴈作を見極める必要性が生じた為、古銭商という新たな職種が生まれたらしいのです。
古銭商と1口に言っていますが、その古銭商によって価格、状態に対する査定は同じ貨幣でも違いがあります。 加えて、時価で判断されるものが多い為、事前に電話などで売りに出す品の詳細を伝え、おおよその価格を聞いておく方が無難でしょう。
尚、1部の古銭商では、売りにきた相手が素人だと判ると買い叩くこともあるそうですので、事前に、少しだけでも売りに出すものの価値を調べておいた方が良いかもしれません。
買取依頼をする場合、大量にあるなら自宅まで来てくれるケースもあると聞きました。 もし、古銭商で買い取ってもらえなかったなら、銀行で現行貨幣に両替してもらうという方法もあります。
インターネットで検索されるなら<古銭売買 ○○○>(○○○の中は在住の都道府県)で、探すことも出来ます。