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明治時代の金貨と銀貨

明治4年(1871年)6月27日に、日本初の新貨幣条例ができ、1円金貨を基礎とする金本位制と十進法という通貨制度が始まりました。  この時の金貨は外国人にも評価の高い品だそうです。

 特に明治10年発行の<明治二十圓金貨>は29枚しか鋳造されなかった為に希少価値が非常に高く、幻の金貨とまで呼ばれているほどです。

 尚、明治4年(1871年)5月に公布された<新貨条例>に基づき初めて鋳造された円形様式貨幣が<明治旧二十圓金貨>となります。

 銀貨に関しては、銀800、銅200と銀の含有率が高い品が多く、今でも時計のデザインになったりするなど人気があるようです。

<一圓銀貨>

 旧一圓銀貨と新一圓銀貨が存在し、それぞれに彫り浅いもの深いもの、大きさの大小など、実に様々な種類が存在しています。

<旭日龍大型五十銭銀貨>

 明治3年、4年のみ発行。

<旭日龍小型五十銭銀貨>

 明治4年のみ発行。  この銀貨には<大竜>と呼ばれる竜のデザインが少し大き目の手変わりがあるそうで、それは大変珍しい品だということです。

<龍五十銭銀貨>

 明治6~38年発行。発行時期は30年を境に前期と後期に分けられます。  また、13年は179枚しか発行されなかったた為、美品なら200万円程度の価格がつく可能性があるそうです。

<旭日五十銭銀貨>

 明治39~大正6年発行。<中丸>とも呼ばれていました。

<小型五十銭銀貨> 

 大正11~昭和13年発行。  <小型五十銭ギザ>などとも呼ばれ、毎年1,000万枚以上発行されていましたが、最後の年、昭和13年だけは360万枚に止まった為、13年ものはプレミアムになっています。

 他にも以下のような銀貨が存在しています。

<旧二十銭銀貨> 明治3年、4年発行。
<龍二十銭銀貨> 明治6~明治38年発行。13年は96枚しか発行されていません。
<旭日二十銭銀貨> 明治39~明治44年発行。44年発行のものは珍しいとされています。
<旭日龍十銭銀貨> 明治3年銘。しかし実際に発行されたのは4年の条例公布後です。
<龍十銭銀貨> 明治6~明治39年発行。旭日龍十銭銀貨の後継として発行。
<旭日十銭銀貨> 明治40~大正6年発行。龍十銭銀貨の後継として発行。
<旭日龍五銭銀貨> 明治3年、4年発行。
<旭日大字五銭銀貨> 明治4年のみ発行。
<龍五銭銀貨> 明治6~13年発行。
<一銭錫貨> 昭和19、20年発行。



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